田辺のぶひろの グリナリー・カフェ
第19回 2005年 6月 1日 グリナリー カフェ の トップページへ 過去の 記事を 見る 協賛企業 50音順
田辺のぶひろの グリナリー・カフェ
今月のゲスト ゲストのプロフィール
田中楯夫(たなか たてお)氏
田中忠雄建築設計事務所代表取締役
昭和37年3月 静岡県立静岡高校卒業
昭和44年3月 明治大学大学院 工業研究科建築学専攻修士課程修了
同年4月 田中忠雄建築設計事務所 入社
昭和48年12月 同所 代表取締役就任

所属団体には 社)静岡県建築士事務所協会、人の集まる街づくり街づくり市民会議・SSシティ構想推進協議会など、
田辺のぶひろ後援会会長も勤めていただいている

今回は人の集まるまちづくり市民会議の幹事長で、かつ私にとっても恩人の田中楯夫後援会長をゲストにお招きいたしました。21年続いた勉強会の求心力は何か、目的は何なか、そして政令指定都市になった静岡市の今後の課題について伺ってみました。(田辺)

政令指定都市移行記念
大道芸ワールドカップin静岡2005
市民ボランティアスタッフ募集

詳細はホームページにて
http://www.daidogei.com

問合せ:
大道芸ワールドカップ実行委員会
Tel:
054-205-9840
Fax:
054-251-1286

政令指定都市移行記念
清水港祭り
各種イベント参加者募集


詳細はホームページにて
http://www.minatokappore.jp/

問合せ:清水みなと祭りの会事務局
Tel:0543-54-2189
Fax:0543-51-2124


静岡市子供ミュージカル2006 出演者募集

対象:市内に住むか通学する小学校3年生〜中学生で来年8月の公演に出演できる人50人
昨年度の子供ミュージカルに参加した人は申し込み出来ません。
合格後スクール代(月3,000円程度)が必要です。
申し込み:6月10日〜7月15日(必着)に、応募用紙に必要事項を書き、直接静岡市こどもミュージカル実行委員会事務局へ
(〒422-8034
 駿河区高松3044-36
 (有)エリアネットコム内
 Tel:054-237-9625)

問合せ:市文化振興課
Tel:0543-54-2352

Greenery Cafe(グリーナリー・カフェ)へようこそ!
グリーナリー・カフェとは「緑の喫茶店」 ナビゲーター田辺信宏とゲストとのトークによるインターネットマガジンです。
様々な分野の第一線で活躍する方に登場していただき、それぞれの分野においてどのようなビジョンを持ち課題に取り組んでいるのか、お聞きしていきます。どうぞご期待ください。
田辺信宏(たなべ のぶひろ)

昭和36年生まれ
早稲田大学(政経)卒業、
松下政経塾、英国留学を経て、平成3年、静岡市議会議員に初当選.
平成7年より静岡県議会議員(3期9年間)
現在は、静岡産業大学国際情報学部講師(国際関係論)
田辺のぶひろホームページ

このホームページに関するお問い合わせは
info@greenerycafe.jp
までお願いいたします。
田辺:本日は人の集まるまちづくり市民会議の幹事長で、私にとっても恩人の田中楯夫後援会長をゲストにお招きいたしました。今日はグリナリーカフェ・緑の談話室にようこそおいでくださいました。

田中:よろしくお願いします。

田辺:さっそくですが、先日市民会議250回記念例会を盛会に終えることができましておめでとうございます。

田中:ありがとうございます。

田辺:そもそもこの21年前この勉強会はどのようなきっかけで生まれたのでしょうか。

田中:21年前、青年会議所に属していたのですが、当時 日本青年会議所で「市民と一緒になって街作りを考える」という組織を立ち上げようと言う運動がありました。地域地域の交流と興隆めざし、青年会議所のメンバーが中心になって立ち上げていこうと言うことでした。私ども静岡の方もそれを受けて市民会議を作ろうという雰囲気になってきたのです。そこで問題になったのが、当時 静岡市は静岡県や日本の中部地域の中で地位が相対的に低下しているのではないかということが言われ始めていて、静岡をもっともっと元気にしたい、元気にさせる運動の手始めとして青葉公園の見直しがあったので、それをきっかけにして市民会議を立ち上げた、という次第です。

田辺:1984年からということですので、色々なことがあったかと思いますが、今までやって来て一番よかったと思うことは何でしょうか。

田中:市民の皆さんに理解していただいているかどうかは別にして、市民会議が中心になって今の静岡祭りを改革してきました。今でも毎年4月になると、あれだけ多くの市民の方々に楽しんでいただいているということが、大変嬉しく思います。また、それ以前の10年間に青葉通りで我々独自の「夜の静岡祭り」というのをやって来たのですが、それが今の静岡祭りのきっかけになっているということで、結局20年間やって来たと言うことでしょうか。

田辺:静岡祭りも「見る祭り」から「参加する祭り」に変わってきたと色々な方から言われるようになりました。

田中:静岡祭りの場合、目に見える形での成果というのはウエイトが大きいですね。

田辺:清水との合併問題についてもずいぶん大きな役割を果たしましたね。

田中:市民会議の出発点が地域の交流・隆盛と言うことにあり、また一つの街作り運動としての形だけではなくて、静岡県中部地域の中での位置づけが大きくなるようにとう発想ですから、当然当初から静清合併もその中の一つということで、視野に入っていました。広域行政問題は結局21年間ずっとやってきたわけですし、まだ終わっていないという事ですね。

田辺:異業種交流の勉強会というのは色々ありますが、21年間・250回続いてきたというのはなかなか大変なことだと思います。会はだんだんマンネリ化しますし、続けていくのは相当な努力が必要だと思いますが、どうして市民会議は250回続けてくることができたのでしょうか。その秘訣をなにかあったらお願いします。

田中:市民会議の中心的役割を担っている人は、当初からの参加者もいますし途中からの方もいますが、やはり基本的に静岡の街を何とかよくしていきたいのだという気持ちを持っている方ばかりです。そういう人たちの気持ちが萎えない限り途中で終わってしまうということはないと思うのです。

田辺:最初は張り切って勉強会をやっても、しりつぼみになっていることが多いですよね。

田中:目標というか、たとえば静岡の場合、静岡と清水が合併して政令指定都市になったとい言うような、20年前にしてみれば夢のようなことが実現してきているということで、一つ一つポイントを押さえながら前進してきているということが、終わらない理由の一つではないかなと思います。

田辺:気持ちが萎えないという情熱をメンバーが持っていたということと、具体的な目標があってそれに向けて勉強会を進めてきたと言うことですね。

田中:ですから、合併して政令市になってこれで終わりと思ったら、300回の記念例会はないかも知れない。

田辺:そうですね。これからがまた大切だと思いますが、政令指定都市になって当初の目標がクリアーできました。これからはどういう展望がありますか。

田中:じつは政令指定都市になって目標がクリアーできたかどうかというのは非常に疑問です。形の上では政令指定都市なったかも知れませんが、実質的な市民生活が我々が目標とした形になっているのか、近づいているのかはまだまだ怪しいところがありますね。

田辺:そうですね。都市の器は出来たけれども中身に何を持ってくるのか、どう充実していくのかというのはこれからですね。

田中:よく言われたことですが、政令市になれば区政がひかれるという事で、これは非常に大きなチャンスだなぁと思ったわけです。合併して大都市にはなるけど、区役所が出来ることによって もっと身近な政府小さな政府になるんじゃないかと思ったのになかなかなってないじゃないですか。三区制と言うのは色々な理由でそういうことになったかも知れないけれども、私たちは10万人に一つぐらいの区であったって良いと思っていたし、6つとか7つに区を分けられれば良いと思っていました。静岡的なことを考えれば、井川の方などはアルプス区と言う感じで独立させてしまった方がもっとおもしろいし、地域の人にとってもいい静岡市になるのではないかと思ったのです。しかし、そうならない。小嶋市長がよく言っている静岡らしい政令市というのは、どうも何回聞いてもピンとこないのだけれども、逆に我々サイドでもっと静岡らしい政令市と言う物をこれからも提案し続ける必要があるんじゃないかなと思っております。

田辺:そうですね。大都市になって民間の経済の理屈で言うと静岡らしさが失われていくという現象が進んできます。近頃もJRの静岡駅・静岡の玄関口のアスティで地元のお蕎麦屋さんがなくなるという寂しさがありますね。

田中:JR東海はどうしてそんな事をかんがえているのかなぁというと、結局あれも効率性とか売上高とかそういったことばかりを考えているからでしょう。JR東海も中部電力も本体が静岡の人たちではなく名古屋の人なんですよ。なぜもっと静岡の人と仲良くなれないかというと名古屋中心で考えているからそういうことになるんですよ。

田辺:結局静岡に対するアイデンティティを強くしてもらわなければということですね。

田中:だから石川県知事がかみつくのは当然だと思いますよ。

田辺:なるほど。これからの市民会議の目標はその辺にあるわけですね。

田中:我々も21年間やって来たと言うことは21才年取ったということです。昔のような若い感覚を肌で感じ取れる年でなくなってきているものですから、これはまずいなぁと思うんですよね。やっぱり若い人たちにもっと市民会議に入ってきて頂かないと、そういった発展しながらの継続というのが出来るのかどうか、我々も心配しています。

田辺:今までは21年間がむしゃらに目標をエネルギーを注いできたわけですが、これからは少し立ち止まって量よりも質を追い求めていきたいと言うことですが、若いメンバーにはこれからも門戸を開いていきたということですね。最後に市民会議はいつどこでどのような頻度で開いているのですが。新しくメンバーになる方法はありますか。

田中:例会は月一回、幹事会も月一回という繰り返しで行っていまして、テーマもその都度その都度幹事会の中で設定させていただいております。 新規入会は市民会議のメンバーの紹介で例会に参加することからスタートする、とうかたちをとっています。また一般市民にたとえばインターネットで会の内容を公開すると言うことは考えていません。メンバーのフェイス・トゥ・フェイスの交流の中から拡大していく、継続していくというのが我々の方法だと思っています。 グリナリーカフェをご覧の方でもし興味のある方は田辺さんや私に連絡していただければ、すぐに例会のご案内をいたします。

田辺:例会は浮月楼の喫茶室で行っておりますね。新しい情熱を持ったメンバーも募集中ということです。感心のある市民の方は一度例会を見に来てくださいということですね。今日はどうもありがとうございました。

田中:ありがとうございました。


(本文中敬称略)


次回 2005年 8月 1日(水)予定

21年前この勉強会はどのようなきっかけで生まれたのでしょうか。

当初から静清合併もその中の一つということで、視野に入っていました。

政令指定都市になって当初の目標がクリアーできました。これからはどういう展望がありますか。

やっぱり若い人たちにもっと市民会議に入ってきて頂かないと、そういった発展しながらの継続というのが出来るのかどうか、我々も心配しています。
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