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好きなものと暮らす・T
芹沢けい介の集めたもの
〜染織と木工〜
とき:9月16日(土)〜12月10日(日)
開館時間:午前9時〜午後4時30分
ところ:芹沢けい介美術館
(静岡市駿河区登呂5丁目)
入館料:410円(大学・高校生250円)
※中学生以下、市内に住む70歳以上の人、身体障害者手帳を持つ人とその介護者一人は無料。
休館日:毎週月曜日
(ただし9月18日・10月9日開館
9月19日・10月10日・11月24日休館)
ホームページ:
http://www.seribi.jp/
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Greenery Cafe(グリーナリー・カフェ)へようこそ!
グリーナリー・カフェとは「緑の喫茶店」 ナビゲーター田辺信宏とゲストとのトークによるインターネットマガジンです。
様々な分野の第一線で活躍する方に登場していただき、それぞれの分野においてどのようなビジョンを持ち課題に取り組んでいるのか、お聞きしていきます。どうぞご期待ください。 |
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田辺信宏(たなべ のぶひろ)
昭和36年生まれ
早稲田大学(政経)卒業、
松下政経塾、英国留学を経て、平成3年、静岡市議会議員に初当選.
平成7年より静岡県議会議員(3期9年間)
現在は、静岡産業大学国際情報学部講師(国際関係論)
田辺のぶひろホームページ
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このホームページに関するお問い合わせは
info@greenerycafe.jp
までお願いいたします。 |
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田辺:本日は松下政経塾の後輩で政経研究所の高橋 仁さんにお越しいただきました。緑の喫茶店にようこそ。
高橋:よろしくお願いいたします。
田辺:今日は「コーチング」というものについていろいろお話を伺いたいと思います。
高橋:はい。
田辺:コーチングという言葉は、まだあまりなじみが無いですが、野球やサッカーなどスポーツではコーチという言葉を耳にします。
高橋:そうですね。コーチングという言葉は、はじめて耳にされるかたも多いかと思います。一般的には野球のコーチ、サッカーのコーチといった方が耳慣れているでしょう。スポーツの場合、選手の目標達成、よりよい結果が出るように導いていくのがコーチの役割ですね。
田辺:ビジネスの現場でもコーチングというものが脚光を浴びているそうですが、どういった役割なのですか。
高橋:簡単にお話しすると、プロのコーチがビジネスのシーンで皆さんの目標達成に向けて話を聞きそして助言するというものです。もう少し具体的には相手の言葉に耳を傾けてよく聞いてあげる、そして問題点などを吸い出してあげるというのが、率直なところですね。「コーチ」でなく「コーチング」と「チング」がつくと難しくなってしまいますが、何を始めるにしても外部から見た方が問題点が的確に見えるものです。ビジネスの目標達成のためにも、外部の助言者・伴走者をつけて、一緒に目的地まで行きましょうと言うのが、コーチングの主な部分です。
田辺:なるほど、それが最近日本で注目されはじめているというのはどういうわけでしょうか。
高橋:最近の企業では、成果主義など一人一人の負担が増えてまいりました。またどちらかというと日本のコミュニケーション、企業文化は体育会系で根性論が主でした。今までのカウンセリングとかコンサルティングというのは外から答えを持ってくるものなんですが、それに対してコーチングは外から押し付けるものではなくて、一人一人に自分で答えを考えていただくというものです。
田辺:なるほど。
高橋:たとえばある企業の営業マンの方がいたら、実はお客様の要望など、その方が一番情報をもっているわけです。今までなら言葉で「がんばれ」とかハッパをかけていたのですが、それではモチベーションが上がらない。そんなときにコーチングというのが出てくるわけです。お話したように答えは部長や係長が持っているわけではなくて、その営業の現場の方の中に眠っているのです。その答えを引き出すために上司はどういう行為をしたらいいのか。ひとつには相手から話を聞いてあげる。そのためには怖い顔をしていたら聞き出せないわけです。そんなときに様々な手法、たとえばどういう座り位置にするか、どういう言葉をかけるかということひとつで、変わってくるわけです。実はコミュニケーションで使えるスキルというか技術がいろいろあるわけですね。
田辺:そういった技術をじょうずに使って眠っている情報を引き出すということですか。
高橋:そうです。ですから中には特にコーチングの勉強をされなくても自然に名コーチになっている人もいます。コーチングとは心理学にも基づいていますので、誰でも名コーチになれますし、これを勉強することで、またそれを真似ていくことで、お互いに相手の良さを引き出せるということになるわけです。
田辺:ということは管理職の方だけではなくて、組織人なら誰でも身につければ役に立つスキルということですね。
高橋:そう思います。先ほどの重複になりますが、日本という国はどちらかというと一方通行の上から命令するというコミュニケーションが多かったです。しかしこれからは上司の方は命令するのではなく、相手の話を聞き、引き出す。その結果として部下の方はモチベーションを上げて、自分から目的意識をはっきりさせ良い結果につなげる。そういう方向が良いと思います。
田辺:実際に導入されている企業はすでにあるのですか。
高橋:具体的に導入している会社は、たとえば日産自動車がそうですね。カルロス・ゴーン氏のやり方はまさにそうです。答えは現場にある。現場の方の元気を引き出して、自分たちで目的を意識をしてもらう。ノルマという形ではなくて、モチベーションという形でやっているわけですね。
田辺:すばらしいですね。コーチングの技術をマスターするにはどれくらいの期間がかかるのですか。
高橋:入り口だけでよければプロのコーチの話を一日聞いて頂くだけでも十分だと思います。たとえば今私と田辺さんの座っている位置関係はハの字になっていますね。実はこれ、一番信頼関係を作れる位置なんです。デートする場合もこういう形がいいですね。真正面に座ってしまうとお互いに目と目があわせにくかったりします。また、テーブルがあるというのもいい位置なんです。逆に悪い位置というのは、たとえば田辺さんが上司だとしますと、テーブルを取ってわたしが面接をされるように真正面に座る。これは対立の構図なので、緊張してしまいます。こういった事一つとっても、講座を一日受けていただくだけで、会社内の風通し・コミュニケーションはよくなると思います。
田辺:そうですね。コーチングの講座は地方でも受けられますか。
高橋:やはり東京が中心ですね。日本にはプロの資格を持っているコーチの方は3000名くらい登録されているということですが、やはり首都圏中心です。ただ私が住んでいる前橋市でも文化講座に「コーチング」が入ってきたりしていますから、この5年間ほどでだいぶ普及してきているというのも事実です。
田辺:なるほど、これからますます全国的に普及していくんでしょうね。
高橋:ええ、そう思います。また今まではビジネスの分野が主でしたが、子育てなどにも応用できますし、むしろ子育てや教育といった分野での方が価値があるのではないかと思います。
田辺:コーチングの普及活動をやっていらっしゃるとのことですが、今後の活動をお聞かせください。
高橋:実は私自身はまだプロのコーチの資格を持っていないので、まずプロの資格を取りたいと思います。そしてこれを軸足の一つとして、コーチングを必要としている方の人生をお助けしたい。また夢の実現のため、お話したように教育といった分野にも目を向けて、お父さん、お母さん、学校の先生などにも伝えていきたいと考えております。
田辺:最後にコーチングを勉強したいという方に、お勧めの本はありますか。
高橋:はい、一番のお勧めは松下政経塾3期生の本間正人さんの書かれた本がよろしいかと思います。コーチングはアメリカ発祥ですが、彼はそのアメリカでプロの資格を取られた方で、日本のコーチングのパイオニアでもあります。モチベーションの下がっている部下の方にどう対応するのかなど実例もふんだんに入っておりますし、入門編、応用編などありますのぜひ手にとって見てください。PHP文庫、日経文庫から出ています。
田辺:そうですか。私もぜひ参考にしたいと思います。本日はありがとうございました。
高橋:こちらこそありがとうございました。
(本文中敬称略)
次回 2006年 11月 6日(月)予定
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皆さんの目標達成に向けて話を聞きそして助言するというものです。 |
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組織人なら誰でも身につければ役に立つスキルということですね。 |
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講座を一日受けていただくだけで、会社内の風通し・コミュニケーションはよくなると思います。 |
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