田辺のぶひろの グリナリー・カフェ
第26回 2006年 11月 21日 グリナリー カフェ の トップページへ 過去の 記事を 見る 協賛企業 50音順
田辺のぶひろの グリナリー・カフェ

今月のゲスト ゲストのプロフィール
滝浪 龍司 (たきなみ りゅうじ)氏
1957年 静岡市に産まれる
1976年 県立静岡高校卒業
1981年 明治大学卒業
1982年 1年取引先の会社で勉強
      滝浪商店(現タキナミコーポレーション)入社
1985年 取締役専務就任
1996年 静岡住宅取締役社長就任
2006年 静岡住宅解散に伴い退任
      現在タキナミコーポレーション取締役専務

趣味:サーフィン、音楽鑑賞
資格:宅地建物取引主任者

今号は先日開催いたしました『政経フォーラム』で実行委員長を務めて頂いた滝波龍司さんをお招きしました。お越しいただきました。フォーラムにまつわる裏話と、今の教育に思うことを伺ってみました。(田辺)

葵区スペシャリストからのメッセージ

とき:
平成19年1月7日(日)
    午後2時〜午後4時

ところ:中央体育館アリーナ
 (静岡市葵区駿府町2-80)


入館料:無料
※11月30日(当日消印有効)までに往復はがきで応募

お問合せ:葵区役所まちづくり振興課
TEL:054-221-1051
FAX:054-221-1685

子どもゆめ基金
助成活動募集

対象となる活動:
1)子どもの体験活動
2)子どもの読書活動
3)子ども向け教材開発・普及活動

対象団体:

財団法人や社団法人、特定非営利活動法人、法人格を有していない地域のグループ・サークルなど、青少年教育に関する活動を行う民間の団体

募集締め切り:
平成18年12月5日(火)消印有効

お問合せ:
独立行政法人 国立青少年教育進行機構子どもゆめ基金部助成課
TEL:0120-579081(フリーダイアル)

ホームページ:
http://yumekikin.niye.go.jp/

Greenery Cafe(グリーナリー・カフェ)へようこそ!
グリーナリー・カフェとは「緑の喫茶店」 ナビゲーター田辺信宏とゲストとのトークによるインターネットマガジンです。
様々な分野の第一線で活躍する方に登場していただき、それぞれの分野においてどのようなビジョンを持ち課題に取り組んでいるのか、お聞きしていきます。どうぞご期待ください。
田辺信宏(たなべ のぶひろ)

昭和36年生まれ
早稲田大学(政経)卒業、
松下政経塾、英国留学を経て、平成3年、静岡市議会議員に初当選.
平成7年より静岡県議会議員(3期9年間)
現在は、静岡産業大学国際情報学部講師(国際関係論)
田辺のぶひろホームページ

このホームページに関するお問い合わせは
info@greenerycafe.jp
までお願いいたします。

田辺:今月は先日開催いたしました『政経フォーラム』で実行委員長を務めて頂いた滝波龍司さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。

滝浪:こちらこそ。

田辺:『政経フォーラム』ではお忙しい中、実行委員長を務めていただいてありがとうございました。おかげさまで2000人近い方々にお集まりいただき、盛況のうちに終わることが出来ました。今回始めて実行委員長を務めていただいた感想をお願いいたします。

滝浪:今までは副実行委員長という立場でかかわってきたのですが、やはり実行委員長の立場は重たいということです。いろいろなプレッシャーもありますし。(笑)我々の組織は実行委員長がトップというわけではなく、「それぞれがそれぞれの立場で自分の役割を一生懸命やっていく」という信頼関係の集まりの上にあるチームということは判っていましたし、実行委員長の役割もわかっていましたが、それでもやはり責任も伴うし、大変だったと思います。

田辺:3,4ヶ月前から準備をしていただきました。

滝浪:今までのフォーラムでは講演者・講師に任せる部分が比較的多かったのですが、今回は我々から提案・提言をして行こう、ということで進めました。教育、子ども達の問題というのは、我々自身が抱えている悩みでもあります。余計真剣になるし深く入る部分もあって、運営よりも内容をどういう風にまとめていくかについて、フリーディスカッションに結構時間を割きました。また、それを実行委員長としてまとめて方向性を示していくというのが大変でした。

田辺:今回教育をテーマに定めたということについては、いろいろ議論があったかと思いますが、実行委員長の思いはどういうところだったのでしょうか。

滝浪:まず、選挙に関係ない年ということで、そういうことにとらわれなくていいということがありました。次に実行委員会の構成メンバーのほとんどが子育て世代だということもあって、教育とかしつけについて日々悩んでいることであり、また田辺君も塾の講師としてまた先生として教えることについては長くかかわってきたという面でプロであるわけで今の時世に合った生きた話題かなぁということです。

田辺:ヤンキー先生・義家弘介さんも全国各地で公演されているということですが、その義家先生が「これだけ集客する今回のフォーラムはすごい」と控え室でおっしゃっていましたね。

滝浪:義家先生も今までの講演は観衆がある程度絞られている、たとえば先生方とかPTAとか、ターゲットが決まっていたようですが、今回は観衆の中にはお年よりもいれば若い父兄や先生方もいると、数だけではなくいろいろな方たちがいるということには驚かれていたようです。

田辺:実行委員長の耳には今回のこのフォーラムのあと、どんな反響が届いていますか。

滝浪:よかったよという声をいただきました。それも義家先生だけでなく山田区長の講演もよかったと。それまであまり静岡では有名な方ではない、地元では活躍していても静岡には情報がなかった中で、山田区長の講演について色々なところからいい反響を耳にして、成功だったと感じています。 義家先生はネームバリューもありTVにも出ているので、皆さんそれなりの事を期待してきているが、山田区長については失礼ながら「誰なの、どんな話をするのか」という疑問が出るのではないかという声もあったのです。しかし1部は義家先生から、親や教育の現場からの生の声を、2部では山田区長から、行政の側からの教育のシステムの変革・改革のお話を、そして3部でそれをまとめたトークセッションという3部構成にしたことで、我々の狙いは理解していただけたのではと思っています。

田辺:全国のいろいろな事例を聞くことが出来たたわけですが、実行委員長も今お子さんを持つ親の立場として、静岡の教育には何点くらいだと思いますか。

滝浪:ものすごくむずかしい問題ですね。自分の子どもを見たり伝え聞く範囲でしか答えられないのですが、まあまあ良い方ではないかと思います。

田辺:では足りないところはどんなところだと思いますか。

滝浪:これは静岡に限ったことではないのですが、『ゆとり教育』というのが果たしていいのだろうか、ということです。じつは私の子どもの通っている学校の先生とお話したことなのですが、とにかくいろいろな方針が文部省から下りてくる。ところが『これをやめていい』という話はあまり来なくて、教育現場でやることはどんどん増えている状況だということです。何かをやらなければならないとなると、ある程度学校の裁量で何かを減らさなければならないのですが、そういうことが本当に大変になっているとお聞きしました。

田辺:熱意のある学校の先生がもっとたくさんいるべきだという声が多い中で、山田区長が杉並区ではそういった先生を確保する、あるいは育てていくために杉並師範館というものを設立したという話も新鮮に映りました。私達静岡市でも同じような、将来先生になりたいという若者を育てる研修機関というものを静岡市政に提案していきたいそうですが。

滝浪:やはり良いものは取り入れるべきでは無いかということです。全国的にいろいろな動きがあり情報はどんどん取り入れて良い物はどんどん実行していくということです。ただし静岡という地域にあわせた噛み砕きかたをして取り入れてほしいとおもいます。

田辺:市民を巻き込んでの活動というものは苦労も多いかと思いますが、これからどんな取り組みをされていく予定でしょうか。

滝浪:今回の提案で、『一人一人の熱意で静岡の学校を日本一に』と垂れ幕に書かせていただきました。今の風潮はとにかく問題がおきると誰が悪い、ここが悪いという犯人探しになっています。何が原因かを追究すればよいのですが、誰がとなってしまうと『組織・人が悪い』で終わってしまって、物事がいいほうに向かっていかない。原因を追究するのが大事だし、自分達が自分達の役割をしっかりやっていくことが大切だと思います。たとえば親なら子どものしつけをしなければいけないし、子どもの成長を見つめていかなければいけない。先生は先生として、学校でちゃんとした授業・熱意のある教育をしていただいて、教育委員会も色々なことを前向きに捕らえていただきたい。上から来た話を現場に押し付けるだけでなく、これからどんどん地方行政として独自性を出していく、ということを期待したい。みなが自分達の立場でやれることを精一杯やっていけば全方位の教育が出来るのではないでしょうか。

田辺:今回そういった実行委員長の考え方が功を奏したと思います。今回のフォーラムも『むしろ選挙的でなくてよかった、押し付け的でなくすっと入った』という声も聞きます。その上で私・田辺はこれからどんな方向身に向かっていけばよいのか、注文・アドバイスをいただければと思います。

滝浪:今回は政治とか選挙といった関係のにおいは感じないということで進めました。確かにそれも一つの狙いではあるけれども、現実に政治はそんなに難しいものでは無いし、自分達の今の生活と完全に切り離されている物ではないはずです。むしろ実は非常に密着しているものである。われわれは納税者として、税金を納めているわけで、その税金をどう使うかが政治の一つの仕事であるわけで、納税者意識を持って行政に、政治家に注文をつけいていくことが大事だと思います。また田辺君にはなるべく簡単にわかりやすく政治を語ってもらいたい。今回のフォーラムでも決して政治色がなかったわけではないわけです。山田区長さんは政治家であるし、やはり行政のシステムを語るにはそういう立場の方に語ってもらわなければならない。こういう形でやればそんなに難しくなく皆に届くと思う。むずかしい言葉ではなく簡単な言葉で物事を伝えていくという努力はしていきたいですし、お願いしたい。このフォーラム自体は以前からそういう目的があるわけで、これは続けていきたいと思います。

田辺:滝波委員長のおかげで多くのネットワークを生かしながら、このようなフォーラムを成功させることが出来ました。

滝浪:もう一つ、安部内閣も教育再生会議に義家先生を選ばれましたし、見守って生きたいと思います。

田辺:我々は見守っていくと同時に地域から仕掛けて生きたいですね。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

滝浪:ありがとうございました。

(本文中敬称略)




教育、子ども達の問題というのは、我々自身が抱えている悩みでもあります。た。

実行委員長の耳には今回のこのフォーラムのあと、どんな反響が届いていますか

自分達が自分達の役割をしっかりやっていくことが大切だと思います。
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