田辺のぶひろの グリナリー・カフェ
第34回 2008年 7月 21日 グリナリー カフェ の トップページへ 過去の 記事を 見る 協賛企業 50音順
田辺のぶひろの グリナリー・カフェ

今月のゲスト ゲストのプロフィール
ゲスト:寺尾 和則(てらお かずのり)氏
プロフィール:静岡中央ロータリークラブ 前会長

静岡中央ロータリークラブ
静岡中央ロータリークラブ 〜東南アジアにおけるエイズ孤児への支援〜
バーンロムサイ・ジャパンホームページ

 今月は静岡ロータリークラブの発足当時からのメンバーであり、この6月末まで会長を勤められた寺尾和則さんにお越しいただきました。一口にロータリークラブといってもその活動は各支部ごとにいろいろあります。その中から、静岡中央ロータリークラブにスポットを当ててお話を伺いました。なおインタビューは6月下旬に行っております。(田辺)

ストリートフェスティバル イン シズオカ
出演者・出展者・スタッフ募集

とき:11月22日(土)・23日(日)、午前11時〜午後7時(23日は午後6時まで・雨天決行)

ところ:青葉シンボルロード(市役所静岡庁舎西側)ほか

参加料:
☆アートステージ…1日4,000円(2日間7,000円)
☆ミュージックステージ…1組3,000円(2ステージ)
※ほかに、運営スタッフも募集します

申込み:8月22日(金)(消印有効)までにストリートフェスティバル事務局へ(多数選考)

申し込み・お問合せ:
ストリートフェスティバル事務局
葵区呉服町二丁目・札の辻ビル6階・市文化振興財団内
電話:054-255-4746


詳しくは、募集要項をご覧ください。募集要項(申込書)は、市文化振興財団、各生涯学習センター・交流館、市文化振興課(静岡庁舎16階)、
各区役所の総合案内にあります。ホームページもご覧ください。

ストリートフェスティバル・ホームページ

Greenery Cafe(グリーナリー・カフェ)へようこそ!
グリーナリー・カフェとは「緑の喫茶店」 ナビゲーター田辺信宏とゲストとのトークによるインターネットマガジンです。
様々な分野の第一線で活躍する方に登場していただき、それぞれの分野においてどのようなビジョンを持ち課題に取り組んでいるのか、お聞きしていきます。どうぞご期待ください。
田辺信宏(たなべ のぶひろ)

昭和36年生まれ
早稲田大学(政経)卒業、
松下政経塾、英国留学を経て、平成3年、静岡市議会議員に初当選.
平成7年より静岡県議会議員(3期9年間)
現在は、静岡産業大学国際情報学部講師(国際関係論)
田辺のぶひろホームページ

このホームページに関するお問い合わせは
info@greenerycafe.jp
までお願いいたします。
田辺: 今月は静岡中央ロータリークラブの会長、寺尾和則さんにお越しいただきました。本日はよろしくお願いいたします。

寺尾: よろしくお願いいたします。

田辺: 会長の任期はいつまでですか?

寺尾: 6月いっぱいです。

田辺: では任期までもうすぐですね。現在、静岡中央ロータリークラブの会員は何名ですか。

寺尾: 51名です。

田辺: 先日、タイ北部チェンマイの孤児施設バーンロムサイに協力活動をしたとの新聞記事を拝見しましたが、これはどんな事業だったのですか?

寺尾: ロータリークラブの活動の一つにWCS世界社会奉仕という活動があります。その一環で行った支援活動です。

田辺: 具体的にはどんな活動なのですか?

寺尾: ロータリークラブはクラブごとにいろいろな活動を行っています。我々のクラブとしても、クラブ単位で何ができるのか、そして他のクラブと合同で何かできないか、ということを考えてきました。そして、「ロータリークラブは世界中にあるので、外国のクラブとタッグを組んでその地域への奉仕活動ができないだろうか」ということで模索してきました。

田辺: それは静岡中央ロータリークラブ独自で、ですか?

寺尾: そうです。そんな中、たまたまでタイのチェンマイに支店を出したクラブ会員がいたこと、またタイのエイズ孤児の話を聞いていたので支援活動ができないだろうか、ということを考えました。そして「こちらからの支援金が確実に、そして、上手に使われること」、「タイのロータリークラブと提携して、共同で支援活動をおこなう」という2点について2年間かけて模索してきた中で、今回の事業となりました。

田辺: なるほど。

寺尾: 実は後者の「タイのロータリークラブと提携して、共同で支援活動をおこなう」という目的はまだできていないのです。ですが、静岡中央ロータリークラブ単独でスタートしようということで、バーンロムサイというNGO法人を支援することになりました。

田辺: ここはどんな活動をしているのですか?

寺尾: ここは両親をエイズで亡くし、自分たちもHIVに母子感染した孤児たちの生活施設です。特徴としては、子供たちに自立の道を歩ませようという活動を行っている点です。彼らが職業を身に付けることができるための能力を付けさせよう、自分たちの力で生きていくのだという力を付けさせよう、という活動を行っているのです。

田辺: 子供たちはHIVの発症を止めるための薬は飲まなくてはならないけれど、かといって生涯の生活全部の面倒を見るのではなく、一人の人として自立させるお手伝いをする、ということですね?

寺尾: その通りです。そこが、私たちが共鳴した部分です。何度か現地を訪問して子供たちとも触れ合ったりしながら、事業化を進めてきました。

田辺: 現地のNGOに具体的に必要なのはなんですか?

寺尾: 私たちの活動は現地の法人の活動への支援となります。そのうえで、現地で必要なのは現金なんです。

田辺: 現金?

寺尾: 現地にはイギリスの団体が作った図書館があります。しかし、本が英語や日本語では役に立たないんです。かといって日本ではタイ語の本がなかなか手に入らない。現地の言葉の本を贈るために、やはり現地で本を購入する必要がある。そのために現金が必要になります。

田辺: 確かに外国語の本では読めないですからね。

寺尾: そこでメンバーから寄付を募りました。ボックスを回して現金を入れてもらったり、回数券やビール券など日ごろの生活の中から少し我慢して提供していただき、それを現金化して先方へ送る。また海外旅行から帰ってきて手元に残った現地の小銭など。これは20カ国くらいの種類のお金が集まったりしました。

田辺: そうして集めたお金、約50万円を寄付されたということですが、その金額で現地ではどのくらいの活動ができるのですか。

寺尾: 一人が一年間、食費と教育費で10万くらいです。5人分くらいの生活費と奨学金になります。

田辺: バーンロムサイのお子さんは何人くらい居るのですか?

寺尾: おおよそ30人居ます。

田辺: 年齢は?

寺尾: 赤ちゃんから15歳くらいまでです。

田辺: NGOの民間団体のきめの細かい活動は、現地の人たちにも喜んでもらえるのでしょうね。

寺尾: 実は現地でもまだまだエイズに対する偏見が強くて、なかなか受け入れてくれるところが少ないんです。学校でもエイズの子が居るなら嫌だ、ということがまだおきています。そういう部分での啓蒙活動も行っていかなくてはならないです。

田辺: そうですか。そうすると、会長としての任期は終わりましが、これからも続けていかなければならない事業ですね。

寺尾: ロータリークラブの事業は、本来は単年度制ですが、CLP・クラブリーダーシッププランといって継続事業を多くしていくという考え方があります。今年は私たちのクラブもCLP元年ということで、どの事業を継続してやっていこうかということを検討中ですが、この事業がいいのではないか、ということも話しています。

田辺: なるほど。他にもいろいろな事業があることを伺っていますので、それらについてもまた機会をみてうかがいたいと思います。

寺尾: 是非(笑)

田辺: ところで、私が講師をしている藤枝の静岡産業大学の情報学部では、藤枝ロータリークラブの皆さんにスポンサーになってくださり、1年間にわたり冠(かんむり)講座というのを開講してくださいました。ロータリークラブのメンバーの方にも講師になっていただいたのですが、実際の企業の話や、経済の最前線の話が実務的に聞けるということで大変好評でした。静岡中央ロータリークラブでは日本の青少年に対して、子供たちに対して、力をいれていることはありますか?

寺尾: サレジオ学院の中学・高校にて1時間授業をおこなった事があります。また職場体験を受け入れたりしています。会員の企業へ3日間、自分の行きたい企業を選択していただいて、そこに行ってもらい、実際にどんな仕事をしているか体験してもらう。そして参加した方に仕事に対するレポートを書いていただき、例会の時に発表してもらうといったことを行っています。

田辺: 中学生が発表をする?!すごいですね。

寺尾: ええ、そうなんです。他にも静岡中央ロータリークラブカップという、小学生対象のラグビー大会も行っております。

田辺: 小学生対象ですか?

寺尾: 東京・神奈川・静岡・愛知の4校の小学生を子供たちを集めてラグビースクールを行い、また大会を行います。来年5回目、節目となりますので、幅を広げてやってみるか、中身を充実させるか、検討中です。

田辺: 学校教育以外での小中学生・青少年への教育というのを、まだまだ増やしていく必要があるんでしょうね。

寺尾: そうですね。ロータリークラブではロータリーゼネレーション奨学生というものもありますし、静岡中央ロータリークラブとしてもベトナムからの女子学生を一人県立大学への留学の支援をしています。留学生、勤労者へ対しての支援では金額でも規模でもロータリークラブは世界最大の支援をしています。

田辺: 私自身も20年前になりますが、ロータリークラブに支援していただいて、イギリスで2年間すごさせていただきました。あの経験が無ければ今の自分は無かったのではないかと思うほど、若い時に大きな経験をさせていただきました。

寺尾: 良い経験ができたでしょう。

田辺: 大変勉強させていただきました。(笑)最後に、会長職は終わりますが、ロータリークラブ会員として今後はどんな活動を考えておられますか。

寺尾: :ロータリーは気力体力が続く限り生涯続けて生きたいと考えています。万一離れることがあってもロータリーの精神を生かして、今まで社会の皆さんにお世話になってきた分を、今後もお返しをしていきたいと思っています。

田辺: 静岡中央ロータリークラブ設立当初からかかわってきたと伺っていますので、今後もご活躍ますます期待しております。本日はありがとうございした。

寺尾: こちらこそありがとうございました。

(本文中敬称略)

次回 2008年9月22日 予定

チェンマイの孤児施設バーンロムサイに協力活動をしたとの新聞記事を拝見しましたが、これはどんな事業だったのですか?

自分たちの力で生きていくのだという力を付けさせよう、という活動を行っているのです。


日本の青少年に対して、子供たちに対して、力をいれていることはありますか?

子供たちを集めてラグビースクールを行い、また大会を行います。
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